やまねごはん@バークレー+南インド+京都


<< September 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>


スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


| - | posted by スポンサードリンク |
祝 快復!

えんえんと続くように思われた感染症が、ある朝突然になりをひそめた。結局10日間かかって、抗生物質も効いたのかどうかわからない(解熱剤は確かに効果があった)。ちょうど週末だったので、Y氏の「お祝いに高級ホテルでお茶をして癒されましょう!」の提案に小躍りする。もともと贅沢好きなたちではないはずなのだが、当地で過ごしていると、「清潔で安心な空間」と「非インド的食べ物」が魔術的といっていいほどに魅力を放つ。まずトイレに行って感激する。カフェで西洋風の朝食を食べて狂喜する。陶器のお皿はやっぱりいいよねえ!(我が家に備え付けられているのはステンレス製の食器)、と言い合ったり、ポットに入ったなんてことのないティーバックの紅茶をうっとりと眺めたりして、自分が実は相当まいっていることに気づいて苦笑する。当地基準では考えられないような額の支払いを済ませて、もう一度「清潔な」トイレを使わせてもらう。その後遠足と称して電車に乗り、スラム街を目にしてその悪臭におののき、我が家に戻って体力が戻ったら一番やりたかったこと―すなわち塩水で床をぞうきんがけする―を果たしてようやっとこれから数か月間お世話になるこのアパートに申し訳が立つような気がしたのであった。


| 日々のこと | posted by やまねごはん |
イニシエーションと愛の味噌

ネット環境が不安定で書きかけのブログをうっかりアップしてしまった前回。そうこうしているうちにY氏が病に倒れ、回復まで10日間。元気になってよかった!と思ったのもつかの間今度は私と長女Sが高熱を出しマラリアとデング熱(!)の検査を受けることに。結果は陰性でほっとする。お医者さん曰く、「わたしの印象では感染症ね」。こどもふたり、助っ人なしの生活の中で10日間も熱にうなされるわけにはいかないので、エイヤッと7年ぶりに処方された薬を飲む。熱帯のウィルスはなんというか弾力性があるというかしたたかというか、抗生物質を飲んでもおとなしくはひきさがらず、熱は上がったりさがったりとすっきりさっぱりとはゆかない。そんな中、日々食べているのがそうめん入りのお味噌汁。味噌はすばらしき友9人が作った「愛の味噌」。出発前に開いてくれたお別れ会で、それぞれが自家製味噌をもちよって瓶につめてくれてプレゼントしてくれたのであった。食欲のない日々も、この味噌のおかげでどうにか力をつけていられる。早く元気になって、今度は楽しいご報告できますように!

Y氏のブログはこちら


| - | posted by やまねごはん |
インド生活開始!

大きなダンボール3つ合計70キロを預け荷物にし、いずれもパンパンに膨らんだ小型のスーツケースとリュック、肩掛けかばん二つを手荷物に、子どもの手を引きながら乗り込んだマレーシア航空。
成田ークアラルンプール(約7時間)、クアラルンプールの空港で5時間半待って、クアラルンプールーチェンナイ(3時間40分)、合計16時間の旅程である。日常的には、東京のY氏の実家まで2時間の道のりが私たちの「最大限移動できる距離である、との認識であるのに、この長時間をどう乗り切るか...あまり深く考えないように(現実は想像とはいつも異なる結果となるから)していたけれど、やはり不安はぬぐえずにいた。結果は案ずるより産むが易し!夜10時の出発、が幸いして、機内では子どもたちはほとんど眠っており(おきていてもファンシーなキッズミールを「やったー!」と食べたり、普段はあまり見せてもらえないアニメにじっと見入ったり)、早朝のクアラルンプールの空港では、あっちこっち練り歩いて体力を消耗させて、ふたたび搭乗したインド行きの便ではまた意識を失うこどもたちであった。


| 日々のこと | posted by やまねごはん |
出発!

今日、家族4人で南インドはチェンナイに引っ越します。
マレーシア経由で計17時間の旅。
初めてのインド、ブログで様子をお伝えできればと思っています。
二か月半の日本滞在、会えたひと、会えなかった人、いずれも再会の日をたのしみに!


| おしらせ | posted by やまねごはん |
| 1/1 |