やまねごはん@バークレー+南インド+京都


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茄子が18本、小松菜が1キロ届いたなら
終わりに近づいた茄子と、どこまでも力強い小松菜がお米と一緒に箱に収められて届いた。その量に圧倒されながら、茄子は南蛮漬けに、小松菜は煮びたしに。




 

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水に浮かべた花
毎朝Kを学校にゆくのに同行する3才のSは、帰り道に花を摘む。「はい、もって」と手渡された花はインドを思い出しながら、水を張ったら金属の器に浮かべる。名前もわからぬ野の花のそれぞれが咲くのはほんのいっときで、先週咲いていた花をもう見かけない、ということもしばしばである。


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朝市
日曜日、朝5時半に目覚めた。まだ眠っている家族を起こさないようにそうっとドアを閉めて、大原の朝市にへと向かう。住まいからは北へ7キロ、車で10分ほどのの道のり。朝市は毎週日曜日、6時から9時までひらかれる。7時をすぎるともうずいぶん品薄になると聞いてはいたが、たくさんの人でにぎわっている。かごに入っている野菜をひとつづつ選ぶたのしさ。生産者の顔が見えることもうれしい。にわかに正気を失って、枝豆、かぼちゃ、万願寺とうがらし(青いのと赤いの)、鷹ケ峰とうがらし、とうがらしの葉っぱ、玉ねぎ、終わりに近づいた茄子、いもつる、じゃがいも、三度豆、野生の三つ葉、みょうが、ねぎ、うまい菜、小松菜、つるむらさき、にらなどを次々に選ぶ。花はシュウメイギクを1本選ぶ。




次の日のお弁当は、いもつるの煮たの(重曹を入れた湯でゆでて柔らかくなったら、醤油とみりんで甘辛く煮る)、とうがらしの葉の佃煮、かぼちゃの塩蒸し、枝豆ごはん、たくあんとハコさんの梅干し。満足感がうすければ、食後にジャムトーストを食べるのがこのごろの習慣。秋ってパンがおいしいです。


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仲秋の名月

9月19日が満月だということは意識していたのに、お月見の日だとは気付かずにいた。面接にいった保育園のおやつのじかんに「今日は仲秋の名月ですよー」と言われながらこどもたちがおはぎを食べているのを見て、慌てた。帰りに駅のそばの和菓子屋と花屋に立ち寄った。売られていたお月見用のお菓子はお餅にこしあんがかぶさったのと、栗が入った物の2種類で、京都ではこれが一般的なのかどうかわからないが、見た目が簡素で、丸い方は切ると栗が満月のように見えるのにさすが、と思う。2軒となりの花屋ではすすきは品切れ、お店の人が「みなさん午前中に買いに来はるから...」とおっしゃる。残っていたわれもこうとききょうを包んでもらう。


上のほうのは栗、こしあん、お餅の3重構造。切るとお月さまがでてきます。





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金木犀の季節

このあたりであまり見かけないとおもったもの。
枇杷の木、柿の木、金木犀。
木は視界に入ってこないのに唐突に香り始める金木犀の季節、
今年、この地では9月23日。


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今田さんの枝豆
足かけ8年来お米を送っていただいているネットワーク農園の今田さんから宅急便が届いた。「まだお米は注文していないのだけれど....?」と思いながらいつもより小さな箱を受け取り、その軽さに、もしや、と思う。箱を開けるときれいに葉を落とされた枝豆が枝ごとたくさんとみっちりとした茄子が10本あまり。そして、いつも通りA4のコピー用紙にマジックのメッセージ。


「新庄は稲も黄ばみ始め、朝晩涼しくなり、やはり秋の気配です。枝豆、2番手がなり、自家用に食べています。あまり上等ではないかもしれませんが残暑払いに食べてください。夏野菜の王様も終わりに近づいたなすですが何かの料理につかってください。今后共よろしくお願いします。今田」

ほんの短いメッセージにさえ謙虚さがにじむ今田さんのありように、いつも頭が下がる思いである。自然の恵みを受け、同時に翻弄されながら日々田畑に出向く、今田さんの姿を思うと胸がいっぱいになる。枝豆は3才のSといっしょに陽だまりの中ではさみで切り落としたらゆうに1キロはあった。夕食は、茄子の素揚げ丼(茄子を素揚げにして生姜のしぼり汁を入れた醤油で和え、ご飯にのせる。おいしです!)と山盛りの枝豆。甘みのみならず、うまみと、オリーブオイルの上等のような風味が混然となっており、家族4人でほとんど食べてしまい、明日の分にかろうじて残ったのはふた握りほど。翌日のお弁当は枝豆ご飯に、夕ご飯には枝豆の白和えをこしらえた。

いつか、山形の新庄を訪ねてみたい。

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ブルーベリー、その後
きれいに洗って水けをよく切って木のお盆に乗せたブルーベリーは、そばを通りかかるたびに食べてしまう。翌朝は、うのさちこさんのレシピから豆腐ピザをブルーベリーたっぷりで作ると、家族で食べているだけにするにはもったいないくらいにおいしいので、午後のおやつの時間にあすかさんファミリーをお呼びする。豆腐ピザは簡単でおいしくて、こどもも手伝えるのでほんとうにすばらしい!赤い万願寺とうがらしとチーズで甘くないピザもいっしょに次々に焼く。その後Y氏はブルーベリーケーキとブルーベリージャムをふた瓶作成。ほんの少し残った分は冷凍して、もう一回豆腐ピザを焼こうと思っている。
生地は、粉と木綿豆腐、油と塩、ベーキングパウダーを混ぜるだけ!ブルーベリーとリンゴの組み合わせは休日のうれしさとあいまって、なんだかうきうきするのでした。

熟した万願寺とうがらしはパプリカのように甘くて、どのくらいの期間出回るのかわからないので、大原の直売所に行ってはせっせと買っている。このピザには粉唐辛子を振ってもおいしいと思う。

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ブルーベリーを摘みに

ちょうど3日ほど前のことだったと思う。すこし広めののんびりとした土地に住み、ちいさな畑があって、そこに色々な種類の果樹が植わっていたならどんなに幸福だろう、と妄想していた。手入れはせいぜい剪定ぐらいでほとんど手のかからない、酸味の強くて実のしまった、野趣あふれる味の季節のくだもの。毎日収穫しても家で食べるには十分すぎるほど実る年があったなら、保存食にしたり、おすそ分けしたり、それから週末朝市に竹ざるに8山くらい持ってゆき、売れたらそこで誰かの手から生まれたおいしいパンやら野菜やら漬物を抱えて帰ってくる。そこにおいしいホットサンドイッチ屋さんやスープ屋さん、ラザニア屋さんに夏にはスムージー屋さん、冬にはおでん屋さんがあったらきっと売れた分以上に買ってしまうだろうな。
果樹の種類は、まず、断然プラムとあんず。柑橘類はゆずきんかんすだちにレモン、それから夏みかんと普通のみかん。梅にびわに柿。ぶどうは難しそうと思っていたら、この夏恵子さんから香りも味もとびあがるほどにすばらしいナイアガラ、という緑のぶどうをいただいた。おどろいたことにそれは家で育てたとか。たしかに市場に出回っていない味だった。栗、プルーン(できるかな?)、おっと忘れてはいけないいちじくは赤いのと黒いのと両方、ざくろにジューンベリー。思いつく限り挙げてみて、このくらいかと思って、ひとまず妄想は落ち着いた。

次の、そしてこれから長らく住まうことになるのは奈良になるのでは、という思いから週末奈良に向かう。ただ漫然と車道を走っていてもインスピレーションがわかないので、目指す場所を設定する。今回は、奈良の中心部から車で30分(とはいっても鬱蒼とした山道をえんえんと走るのだ)障害者自立支援をしているカフェとブルーベリー農園を目指した。カフェはコンセプトも食材の質、味、建物と人雰囲気もすばらしく、思ったより大規模なのに満員でにぎわっていた。どんな風にはじまって、どのように運営されているのかじっくり話を伺ってみたいと思いながら、たっぷりとした善意に溢れる食事をいただく。同じ建物にはパン屋とこぢんまりとしたアウトドアショップmont-bell、ウッドデッキには地元の野菜が良心的な値段でならべられていていかにも楽しげである。次に、同組織が運営するブルーベリー農園へとむかう。ブルーベリー摘みは8月から9月10日までのわずかな期間。人の背丈ほどもない木が斜面に植わっている。下草は丁寧に刈られていて、それでいて管理しすぎていない雰囲気がいい。無農薬なのは本当にうれしく、しかも入園料300円で時間無制限で食べ放題、自分で摘んだ分は1キロ1000円で持ち帰ることができる。受付は無人で自己申告制、用紙に人数と収穫量を記入してお金とともにポストに入れる。800本のブルーベリーの木を目の前に、動悸がおさまらない!こどもたちは走り回って「あったよー、ねえ、これあまいよ、これはすっぱいよ」とのびのびと楽しそう。



わたしは子どもを野放しにして(見かねてY氏が面倒を見てくれた)無心になって、ブルーベリーを摘む。甘みより酸味が勝っていて、野生味がある。その場で食べるのももちろんたのしいけれど、収穫して持ち帰り、きれいに洗ってあれこれこしらえることを考えると、これ以上の楽しさがあるだろうか、と思う。ブルーベリーは収穫が大変というが、やってみるとなるほどこれを専業にしたら大変なことだろう(オーガニックのブルーベリーの良心的相場は100g500円)。1時間すこしで1.5キロほどを摘んで意気揚々と帰途につき、食後にいそいそとブルーベリーを洗う。生でもたくさんたべて、それから寒天に水玉のように入れたり、糖度をぐっと下げたジャムだって作りたい。Y氏はブルーベリーマフィンを作ると意気込んでいる。わたしたちの庭にも、ブルーベリーをこの畑の10分の1、80本ほど植えたなら、毎年この楽しさを存分に半永久的に味わえるのだとおもうと、にわかにもうそれが叶ったような気分になるのだから、まったくおめでたいことである。


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あじさい
桜が終わると藤の季節になって、近所の瑠璃光院のまわりには、しゃがの花が群れるように咲く(白洲正子によれば、昔はどこにでも咲いていたのに最近は京都のいくつかのお寺に咲くばかりだとか)。白いほたるぶくろが山野草のつつましさをもって一瞬姿を見せ、山吹が後を追う。梅雨に入った頃にはあじさいが目につきはじめる。あじさいといえば、大づくりにどんどん濃い色で咲く花、というのがこれまでの印象だったが、このあたりで目にするあじさいは色や花の分量、大きさ、密度とどれをとっても節度とおもむきが同居していていかにも可憐である。比叡山に登るケーブルカーの駅の前に咲くあじさいは、その白から青にうつろう濃淡と、無造作に、けれども絶妙のバランスでしげっているようすに見るたびに心を打たれる。


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新生姜の甘酢漬け
新生姜の甘酢漬け、いわゆる「ガリ」には長らく魅力を感じずにいたのだけれど、6月中旬、あまりにきれいな新生姜がやおやさんに並ぶのを見て、魔がさして買ってしまう。自分で作ってみると甘さも酸味も加減でき、なにしろ保存がきくので重宝する。

1・生姜300gはごく薄く切って、大匙1の塩をまぶして10分ほどおく。沸騰した湯の中に入れて、1分ほどゆがいてざるにあげる。なるべく平らにならして水分を蒸発させながら冷ます。

2・甘酢作る。酢200cc、みりん100cc、てんさい糖50g、梅酢50ccをあわせて一度沸騰させて冷ます。

3.しょうがをぎゅっとしぼって水分をできるだけぬき(これでもちがわってくると思う)、煮沸消毒した瓶にいれて、上から甘酢を注ぐ。半日後から食べられる。


甘酢は酢+砂糖や酢+水+砂糖が一般的だが、今回は酢が足りなかったのでみりんを入れてみた。酸味が強すぎず、期せずして雰囲気のある味わいになった。てんさい糖を使ったのでベージュに仕上がったが、白い砂糖を使えば淡いピンクになる。漬物がわりにお弁当のすみにおさめてもいいし、びんの中の甘酢を使えば生姜が香る酢の物が簡単にできる。炊き立てのごはんにじゃこと生姜の千切りを混ぜ込んで上に青紫蘇の細切りをたっぷりのせても爽やかであろうし、夏のおちらしに混ぜ込んでもその食感と香りが魅力に感じられるとおもう。


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