やまねごはん@バークレー+南インド+京都


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作物交換の会

いま、一週間で一番楽しみにしているのが作物交換会(Local Food Swapping)で、自家菜園でとれた野菜や果物を持ち寄って、交換する会。私の住んでいるアルバニーという町では火曜日の6時半から開かれる。開かれる場所までは、子どもの手を引いて歩いてゆくと片道たっぷり30分かかる。一度目は7時すぎに到着したらだれもいなかった。2度目は開始時間から15分おくれだったが、ほとんどのものがなくなっていて、「ぴったりにこないとだめよ」とアドバイスされた。3度目はしっかりと早めについた。わたしはサラダリーフの摘んだのをばけついっぱい持参。トマト、いんげん、生の唐辛子、サボテンの実(どうやってたべるんだろう)、レモン、それから黒いちぢくにたくさんのりんご、クインスという古代(?)りんご、ストロベリーツリーフルーツという謎の果物、それからパイナップルグアヴァなど、見場がいまひとつだからこそなおいっそうおいしそうに見えるいきいきとした魅力的な作物がずらりと並ぶ。参加したいけれど畑も果樹もない人は、スプラウト(豆を発芽させたもの。こちらでは健康志向の人に人気)をビニール袋にふたつかみほど、庭の花を10本、あるいはミミズコンポストの土などを持って来たりしていて、なるほど、と思わせられる。野菜はもちろんのこと、果物は特別にうれしい。誰かの家の木からとれた果物は、一番貴重でおいしいから。わが菜園の見慣れた地味な野菜が魔法のように他のものになる、それは参加した誰にとってもおなじこと。
日が暮れつつある、濃紺にむかうグラデーションの空のもと、うすらさみしい気持ちでばけつ片手に帰る夜道。あたたかい我が家に戻ってほっとするのもまたうれしい。




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種をまく

スイスから来たデニスにチンゲンサイの種をあげたら、数日たってイエロービーンズの種をくれた。つかいふるしの袋にまき方、注意事項などを丁寧にメモしたものに、入っていた。サンプル数があまりに少ないのでなんともいえないが、スイス人はきちんとしているように感じる。そういえば、スイス人は働き者だ、と聞いたことがある。あるいは彼女がきちんとしているだけなのかもしれない。たね、とはいっても豆そのもの。黄色いインゲンのようなものができるらしい。その後、紫色のいんげんの種を買って、まいた。黄色と紫とのインゲンがとなりあわせで育ったらうつくしかろう、とおもった。


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デニスのいんげん

畑ともだちのデニスから、袋にいっぱいのいんげんをもらった。こちらで買ういんげんはオーガニックであってもけっこう固い。土壌のせいか、気候のせいか、はたまたそういう種類なのか、とにかくそういうものだとおもっていたら、はたして彼女が育てたいんげんはやわらかく甘かった!小口切りにしてごま油でじっくりいためてからお酒、水、醤油を加えて煮詰めるといんげんの佃煮になる。調味料はほぼ醤油だけなのに、みりんをいれたかのように甘い。おむすびの具にしても、ご飯の上にのせてもいい。お昼ごはんは冷やしうどん。干ししいたけをふんだんにつかっためんつゆといんげん、それぞれの香りがあいまって、簡素ながら奥行きのある味に仕上がった。麺をすすりながら、夕ご飯は、いんげんとじゃがいものサラダにしようと思う。


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私の畑

草取りもおわって、ようやく畑らしくなってきた。今採れるのは、ねぎ(根っこだけ残して埋めておくと再生する)、大葉、ズッキーニの仲間のスクワッシュ(水分が多くて巨大)にいちご。今日はサラダリーフ、グリーンオニオン、香菜、にんじんの種をまいた。種の袋には春の早い時期に蒔く、と書いてあるが、ここの気候は涼しいので、とりあえずやみくもにまいてみる。失敗したってかまわない、そうやって学んでゆくのは性にあっている気がする。




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畑のやさい

畑がようやっと軌道にのってきた。今の季節は雨がまったく降らないのと日照時間が長く(夜は9時ごろまで明るい!)かつ乾燥しているので水やりがかかせない。そのつど畑からほんの少しだけ野菜を収穫してくる。本日は大葉(友人から苗をもらった)と九条ねぎ(日系スーパーで種を買ってまいた)。大葉はしょうゆと梅干しの種と一緒に漬けておむすびに巻く。ねぎの根っこの部分は大事にとっておいてふたたび畑にうめるとまたのびてくる。青い部分は朝のお味噌汁に入れる。土から食卓へ!


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わたしの畑

畑のシーズン到来、ということで毎日畑に行っている。3月に手に入れた区画がの土があまりに固くて耕すのに閉口していたところ、近所のカイルが「僕たちは今年、畑を更新しないから、よかったらつかう?」と連絡をくれたので、二つ返事でその畑を譲り受けた。
 よくケアされた理想的な畑であっても、冬の雨期の後の粘土質の土を耕すのはやはりひとしごと。でも、土を掘り起こすのは気持ちがいい。腕がだんだんつかれてくるとしゃがんで土の塊をひとつひとつほぐす。そしてまた掘りはじめる。その単調な繰り返しと、耕されたやわらかい土の部分が徐々にひろがってゆくさまを見るときの達成感。呼吸も自然に深くなってくる。

 これまでこども2人をつれての畑仕事は無理、とおもっていたが、案ずるより産むが易し、Kはミミズであそんだり、棒を電車にみたてて「ガタンガタン」と機嫌よくすごしている(おなかがすいた、といったときにすかさず好みのお八つを差し出すのが肝心)。赤子Sは近くにころがしておいて草やら土やらをあてがっておけば、目ははなせないけれど手は動かせる(すこし目を離すと土を食べていたりする!)。もちろん子どもたちがあきたり泣いたりで収拾のつかないことになって早々に帰らなければいけないこともあるけれど、そんなときは、10分でも土にさわれれば十分、とつとめて思うようにする。
 最近スイスからやって来た家族は、数日で荒れ地を見事な畑に生まれ変わらせた。それも機械を使わず手で草をとり、かたまった土をほりおこし、はびこった根を丁寧に取りさって。道具小屋に行くたびに黙々とと作業する彼らの姿が目に入り、なんともすがすがしい、幸福な気分になる。少しずつ、自分たちの手をつかって、できることをする、それは確実な幸福へのゆっくりとした歩みのように見える。
 私はトマトの苗を植えて、空いた場所に思いつきで買った種をばらばらと蒔く。種をまくときは、葉山でお世話になっていた角田先生の手つきとしなやかな身のこなしを思い出す。種を蒔く間隔や深さ、全体のバランスについて迷うとき、近くにいてくださったらいいのに、としばしばおもうけれど、わからないなりに自分で判断してやってみることは大事。リスクを負うことによって学びが豊かになる。そして失敗は、成功よりも重要かもしれない。失敗したときの原因がわかれば、あるいはわからなくても「こうやったらうまく行かなかった」という事実が自分の中に蓄積されるということは、うれしいこと。だから、この季節にはだめかもしれないと思う種も一応蒔いてみる。
 カリフォルニアに来て半年がたった。日々は家事の繰り返しと子どもの世話におわれ、一見単調だけれどもいろいろなことが起きて、おおくの学びがあった。5年10年かけて起こるできことが半年の期間に凝縮されたようだった。そしてわたしはいま土のそばにいることができる。なんてありがたいのだろう、そう思いながらまた明日も意気揚々と畑にむかう。


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畑へゆく

台所からでた野菜くずをうめに畑へ行くと、中国人のおじさんが野菜の世話をしていた。目が合うと、中国語でなにか言っている。「なにいってるかわかりませーん!」と英語で(日本語でもいいんだろうけど、なんとなくこういう類のことは英語のほうが言いやすい)いったのに、それでもまだ何か言っている。聞こえてきた単語にクエスチョンマークをつけて繰り返してみると、おじさんは白菜と菜っ葉のあいのこみたいなおおきな中国野菜をふたつくれた。

ここのところ暖かい日がつづいていたから、大学寮農園のあちこちで菜の花が咲いている。春先独特の、からだと頭がぼおっとした感じがしていてたから、菜の花をみて、これだ!こういうときは、菜の花のからし和えがおいしいのだ、と思いだす。この国ではきっとだれも菜の花なんて食べないだろうな、摘ませてもらいたいなあ、と思いながらも無断でそうするわけにもいかないので(当たり前だ)、畑の区画の外にある、こぼれ種から咲いたのであろう菜の花を一にぎり摘んで、家に戻る。

わかしたお湯に、つよめに塩をいれて茹でる。水にとって軽くしぼって、一口大に切ってから、醤油をすこしまわしかけてまた、かるく絞る。こうしておくと、おひたしが水っぽくならないし、味が均一になる。ボウルに醤油をいれて、からしをよく溶いて、まず菜の花の3分の1くらいの量を入れてざっとまぜ、残りを入れてまた混ぜる。こうすることで、万遍なく味がまわる。

菜の花の季節は、毎日のように庭の畑に出て一つかみ、あるいはもっとを平ざるにのせて、この手順を幾度となく繰り返したのだった。その感覚がにわかによみがえって、動揺する。遠くにきてしまったなあ、と思う。
そうして、春の苦みと辛みが、からだのなかを通りぬける。



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わたしの畑

ようやく畑が手に入った!
しばらく放置されていた場所なので、耕すのに手間がかかる。日本で師事していたS先生伝授の方法 −シャベルの幅だけ一列掘って、そこに生ごみをうめてゆく − で耕してゆく。こちらの土は粘土質でかたまっているので、なかなか思うようにすすまないが、気長にやってゆこう。

冬は雨期のはずだが、ここのところ暖かく晴れの日がつづいている。借りている畑の一角に様子を見に行ったら、寒い日々には一向に成長をみせなかった野菜がぐんぐんのびており、そうして移植したイタリアンパセリはあとかたもなく消えていた。ナメクジに食べられてしまったのだろうか?

ケール、グリーンオニオン(わけぎ)、小松菜を収穫して、畑の持ち主から「いつでもどうぞ」といわれている香菜をひとつかみ摘ませてもらう。

ケールはそのままサラダにしてもいいし、ゆでて胡麻あえにしてもいい。グリーンオニオンは刻んで生姜といっしょに「生姜ねぎ味噌」をつくるつもり。小松菜は、お雑煮に入れた。

畑のある生活は、すばらしい。


左がグリーンオニオン、右はシベリアンケール


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本日の収穫

畑を一部貸してくれているマーラが育てた、
ケール、ブロッコリーの脇芽をすこし、香菜をひとつかみ摘ませてもらう。
大学寮農園(とでも言うのだろうか?)の中には感じのよい
月桂樹の木が1本あって、ローリエがなくなると、一枝折らせてもらう。

野菜の下に見えるバケツは、業務用ザワークラウトが
入っていたもの。密封されるので台所から出た野菜くず
をためるのに、重宝している。

自分の畑での収穫は、まだ少しさきになりそう。


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